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2014-01-24

バックをつくる。

 
ここ暫く日本では、
ナチュラルなものが、好んで選ばれる傾向にありますね。
ファッションやインテリア、普段の生活スタイルまで・・・。
 
シンプルに生きて、シンプルなものを身にまとう。
 
バックなどの小物で言うと、
デザインもシンプルで、素材もシンプル。
帆布などのトートバックなどが人気ですね。
 
私も帆布、好きです。
シンプル賛成派ですが、あまりにシンプル過ぎて、
遊びがまるで無いもの・・・多いですね。
 
 
atelier Renでも、ナチュラル系バックも登場します。
同じデザインで、オリエンタル系とナチュラル系など・・・。
同じデザインの中から、お客様ご自身が
お好きなものをチョイスして頂ける楽しみを、ご提供したいと常に思っています。
 
 
 
 
さてさて、
昨日から、ちょっと試しに頭蛇袋を試作しています。
 
ざっくりした、アンティーク・ナチュラルヘンプが沢山手に入りました。
アンティークのヘンプのロールは、一本一本表情が違います。
色も織りの感じも風合いも微妙に違います。
 
その表情の違いを楽しめるようなバックを作りたいと思い、始動・・・。
 
機械織りの、丈夫な帆布も好きですが、
手織りの布の風合いは、機械織りにはない良さがあります。
 
手に取ったことのある方は、分かるのではないでしょうか。
買ってすぐなのに、自然に自分に馴染んでるような・・・
そんな感じがあります。和みますね。
 
 

 
で、頭蛇袋・・・
思いつきで、作っています(笑)
 
切ったり、縫い合わせたり、摘んでみたり、折ってみたり・・・
時間を掛けて
どのようなスタイルにするか、決めていきます。
 
 
 
 
最初は簡単な、一つの頭陀袋から
いろいろな方向にアレンジを試みます。

写真を見て頂けると分かると思いますが、
6枚の写真、かなりスタイルが違ってます。
 
いろいろやっているうちに、もっと必要なもの。要らないもの。
そんなことが、見えてきます。

このようなバックの作り方は、珍しくありません。
こういう機会こそが、良いバックが出来上がる可能性を秘めています。
 
偶然性が重なって、思いもよらないものが出来上がったり。
可能性が広がって、楽しい時間にもなります。
 
途中で放置されるバックも沢山あります。
でも、アクセサリー製作と一緒で、
放置されたものと、放置されたものが
偶然のように出会って、一つのデザインになる可能性もあるんです(笑)
 
バックをつくる・・・。
無限に広がる可能性を楽しみながら、atelier Renのバックが
出来上がっていきます。
 

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